戦後民主主義が生んだ優生思想
優生保護法の史的検証
2021年4月20日刊行!
藤野豊 著
「優生法」としての優生保護法を検証する
「公共の福祉」の名のもとに、戦後民主主義社会において48年間、優生思想を体現した法律が存在していた。
「生まれては困る子ども」を産ませず、「子どもを持ってはいけない人」を峻別した優生保護法の歴史を解読する。
A5判・並製・304ページ
定価 1,800円 + 税(税込1,980円)
ISBN 978-4-86617-132-6
目次
序 章 優生保護法の史的検証に向けて
第1章 日本国憲法下の優生保護法の成立
第2章 迷走する優生保護法
第3章 優生保護法と「胎児条項」
第4章 優生保護法とハンセン病
第5章 新潟県における優生保護法による人権侵害
終 章 優生保護法の「終焉」