占領軍被害の研究

2021年12月刊行予定!

藤目ゆき 著

敗戦と戦後復興の間に
暗渠のように埋没した
連合軍による人身被害。
無防備な市民へのさまざまな形での
暴力を掘り起こし、
平和と民主主義をもたらし、
米軍の占領政策の手本と
いわれた日本占領の現実を
明らかにする。

 

A5判・上製・416ページ
定価 5,600円+税(税込6,160円)
ISBN 978-4-86617‐157-9

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推薦人 鎌田慧(ルポライター)

目次

第一章 研究の意義と方法
第一節 占領軍人身被害を研究する意義
第二節 全国調達庁職員労働組合の被害実態調査ファイル
第三節 在日朝鮮人の占領軍人身被害――不可視化される被害
本書の構成

第二章 日本軍武器弾薬処理に伴う人身被害
第一節 日本軍武器弾薬処理はどのように実施されたか
第二節 占領最初期の事件
第三節 武器弾薬処理被害の広がりと「見舞金」体制の始まり
第四節 見舞金体制の成立

第三章 占領軍労務動員と労働災害死傷
第一節 最初期の占領軍労務動員
第二節 労働民主化と新たな労務動員システム
第三節 占領軍人に殺傷される労働者たち
第四節 終戦処理費の軍事化と労働権の制限
第五節 朝鮮戦争と占領軍労働

第四章 暴行・傷害・殺人
第一節 暴行・傷害・殺人の諸相
第二節 危険運転による殺傷
第三節 過剰な権力の行使
第四節 被害者・遺族の憤りと嘆き
第五節 軍事裁判

第五章 軍事演習被害・朝鮮戦争被害
第一節 軍事演習による市民の死傷
第二節 開拓農民の占領軍被害――宮城県王城寺原演習場
第三節 飛行場占領軍に起因する人身被害――岩国基地と軍機被害
第四節 占領軍機被害と見舞金体制

第六章 占領軍人身被害補償運動の歴史的意義
第一節 二又トンネル国家賠償請求訴訟とその行方
第二節 講和・安保体制の下で始まった各地の占領軍被害者運動
第三節 全調達の占領軍被害実態調査
第四節 全国進駐軍被害者連合会と補償法制定運動

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