治安維持法の「現場」  

治安維持法事件はどう裁かれたか


治安維持法の歴史 Ⅰ

2021年5月刊行!

荻野富士夫著

治安維持法事件によって市民はどう裁かれたのか。

人の「思い」「信仰」の良し悪しを国が判断し、糾弾し、司法の場で裁く根拠となった治安維持法(1925~45年)。
この法律によって、多くの市民が傷つきおびえ黙らされ天皇の国家に忠誠を誓うよう強制された。
特高警察の検挙・取り調べ、思想検察による起訴、裁判所での予審・公判、刑の執行と保護観察・予防拘禁、釈放――それぞれの現場で治安維持法がどう運用されたのかを膨大な資料をもとに明らかにする。

推薦人:青木 理(ジャーナリスト)

A5判・並製・368ページ

定価 2,500円+税(税込2,750円)

ISBN 978-4-86617‐134-0

目次
はじめに
Ⅰ 検挙・取調―特高警察
 一 内偵捜査
 二 検挙
 三 取調
 四 送致
 五 功績の顕彰
Ⅱ 起訴―思想検察
 一 特高警察への指導・指揮
 二 思想検察の立ち位置
 三 取調
 四 起訴
 五 論告・求刑
Ⅲ 予審―裁判所Ⅰ
 一 予審訊問
 二 予審の諸問題
 三 予審終結決定
Ⅳ 公判・裁判所Ⅱ
 一 公判の進行経過
 二 判決全般の特性
 三 公判の諸問題
 四 公判における弁護活動
Ⅴ 行刑・保護観察・予防拘禁
 一 行刑
 二 保護観察
 三 予防拘禁
Ⅵ 治安維持法体制の終焉
あとがき

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