戦後女性教員史
日教組婦人部の労働権確立運動と産休・育休の制度化過程
「ジェンダー研究」No24 (御茶の水女子大学ジェンダー研究所発行)に書評が掲載されました。
日本労働社会学会年報2021 第32号「COVID-19と労働」に、書評が掲載されました。
2020年1月22日刊行!
跡部千慧 著
1960年代から70年代を中心とした、
日本教職員組合(日教組)婦人部の労働運動に着目し、
その運動の過程を丁寧に追い、
当時の女性解放論や母性保護論争を絶えず参照した組合員の
実像を明らかにする
A5判・上製・240ページ
定価 4,800円+税(税込5,280円)
ISBN978-4-86617-081-7
目次
序 章 問題関心と本書の課題
第一章 先行研究の到達点と課題
第二章 考察する対象と分析視角
第三章 日教組婦人部の運動と基本方針
第四章 「母性保護」 を戦略的なタームとした産休代替法制定運動
第五章 「労働権」 を戦略的なタームとした育児休業法制定運動
終 章 結論と残された課題