復刻版『家族計画』全9巻

戦後日本の「性と生殖」をめぐる健康と権利の問題を解き明かす基本資料!

 

人工妊娠中絶はおろか避妊すら禁じられた戦前の「産めよ殖やせよ」政策が一転した、敗戦直後。

民間団体として「家族計画運動」を担ったのは、

日本家族計画普及会(のちに日本家族計画協会)であった。

官学民(行政・専門家・民間団体)の協力体制を

絶妙なバランスでつくりあげ、それを最大限に活用して、

草の根の受胎調節実地指導員(助産師や保健師)と

手を携え、企業へ、労働組合へ、農村へ、炭坑へ、家庭へと

ダイナミックな運動を展開した。

機関誌『家族計画』は、世界的にも特異なあゆみをたどった、

リプロダクティブ・ヘルス/ライツの歴史を跡づけるうえで欠かせない資料である。


復刻版 全9巻

2023年6月より順次刊行! 

揃定価 27万円+税(税込297,000円)

配本・全3回配本

B4判・上製・総約2900ページ

推薦 阿藤誠・上野千鶴子・荻野美穂・草野いづみ・藤野豊

第一回配本

2023年6月刊 本体9万円+税(税込  9万9000 円)ISBN978-4-86617-214-9

第1巻 1954年4月~58年6月
第2巻 1958年7月~61年12月
第3巻 1962年~64年

第二回配本
2023年11月刊 本体9万円+税(税込  9万9000 円) ISBN978-4-86617-218-7

第4巻 1965年1月~68年6月
第5巻 1968年7月~1971年2月
第6巻 1972年~74年

第三回配本

2024年5月刊 本体9万円+税(税込  9万9000 円) ISBN978-4-86617-222-4

第7巻 1975年~77年
第8巻 1978年~80年
第9巻 1981年~83年

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