北米日系移民の社会史 キリスト教・社会福祉・二世の活動

2023年11月刊行

図書新聞第3643号 (2024年6月15日号)に書評が掲載されました。

坂口満宏 著

アメリカ・カナダに渡った日本人移民の
「社会史」に関する論考をまとめた基本図書!
史料の力を借りて歴史を再構成するために必要なこととは何なのか

──著者の二十数年に及ぶ移民研究の集大成。

A5 判・上製・320ページ

定価 3,ooo円+税(税込 3,300円)

ISBN978-4-86617-226-2

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目次

序章 史料の力を借りて移民の歴史を再構成するために

第1部 日本人移民とキリスト教

第1章 排日問題とアメリカ合衆国 太平洋沿岸日本人キリスト教団

第2章 山室軍平──万国本営への旅

第2部 日本人移民と社会事業

第3章 アメリカ救世軍日本人部の活動と社会事業館

第4章 シアトル小児園の設立と日本人移民社会

第5章 バンクーバーの日本人健康相談所とその結核治療・撲滅活動

第3部

第6章 二重国籍問題とハワイの日系アメリカ人

第7章 帰米二世をめぐる断章──シアトル帰米日系市民協会の組織と活動を中心に

第8章 The New Canadianに見る戦中・戦後の日系カナダ人団体──1942~1967

 

著者紹介 坂口満宏(さかぐち・みつひろ)

1958年 北海道に生まれる
1997年 京都女子大学文学部に勤務
2003年 同志社大学より博士(文化史学)を取得
主な著書
『日本人アメリカ移民史』(不二出版、2001年)
根川幸男・井上章一編『越境と連動の日系移民教育史─
複数文化体験の視座』(ミネルヴァ書房、2016年)
日本移民学会編『日本人と海外移住 移民の歴史・現状・
展望』(明石書店、2018年)

 

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