DVD プロキノ作品集
好評刊行中!
*2023年11月14日付けの新聞「赤旗」に、『プロキノ作品集』関連記事が紹介されました。
*東京新聞に記事が掲載されました。
*日本近代文学館2023年秋季特別展で紹介されました。
◉監修──牧野守
(日本映画史研究者)
◉解説──阿部マーク・ノーネス(ミシガン大学教授)
雨宮幸明(立命館大学大学院研究生)
◉推薦──岩本憲児(早稲田大学名誉教授)
◉定価──15,000円+税(税込16,500円)
ISBN978-4-905421-40-5
◉刊行──2013年9月
日本ドキュメンタリー映画の源流!
日本プロレタリア映画同盟制作の映像が、デジタル映像で蘇る。
暗殺された山本宣治の葬儀をはじめ、
女性を含む労働者、学生、農民たちの姿を映し出す、
一九三〇年代日本の社会状況を切り取る貴重映像!
一九二九年二月、プロレタリア文化運動の興隆の中、発足した映画制作団体・
プロキノ(日本プロレタリア映画同盟)は、わずか五年の活動期間に当時の社
会問題、労働問題を中心に五〇本を超えるドキュメンタリー映画やアニメー
ション映画を制作・上映した。その作品は労働者から熱烈な支持を受けたが、
戦前治安維持法体制下、弾圧を受け、一九三四年に組織は解体する。
このたび、戦後に結成された「プロキノを記録する会」が収集した映像をもと
に、現存するドキュメンタリー映画六作品をデジタル映像化し刊行する。
一九二〇年代末から一九三〇年代前半にかけて、労働運動を主軸とし、学生運
動や農民運動をも対象としたドキュメンタリー映画制作の貴重な記録とし
て、近代史研究に必備の映像資料として提供する。
■本作品視聴にあたっての注意
•個人利用者の館外貸出は学術目的であれば許可します。
•学校の授業教材として利用することを許可します。
•上映会は、学術目的であれば許可しますが、事前に上映内容を版元まで通知してください。
学術目的以外の場合は、版元にお問い合わせください。
•複写および他団体への貸出は不可です。