「黒い羽根」の戦後史

炭鉱合理化政策と失業問題


藤野豊 著

2019年11月9日 『朝日新聞』に書評が掲載されました

2019年9月刊行!

高度経済成長ではない、もうひとつの、戦後日本の歴史

敗戦後、日本の復興のための基幹産業と位置づけられながら、一九四〇年代末には合理化政策が推し進められた炭鉱産業。
合理化政策とエネルギー革命によって多くの炭鉱労働者が失業し、炭鉱地帯は貧困と人身売買の温床となった。
悲惨な生活を強いられた炭鉱労働者とその家族に対して、世論を動かし「炭鉱離職者臨時措置法」をともかくも成立させるまでの一五年間を踏査。
炭鉱を犠牲にして進められた、戦後日本の高度経済成長を検証する。

 

A5判・上製・360ページ

定価 2,800円+税(税込3,080円)

ISBN978-4-86617-079-4

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パンフレット

キャプチャ henntai pum

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