「伊勢参宮旅行」と「帝都」の子どもたち【電子書籍】


Maruzen eBook Library 橋本萌著『「伊勢参宮旅行」と「帝都」の子どもたち』

橋本萌 著

2020年7月20日刊行!


1930年代に東京市を中心に行われた伊勢神宮参拝を主な目的とした
小学校児童の修学旅行(参宮旅行)を研究対象に、
その拡大から終焉までの構造をとらえ、
「大正新教育」の実践が波及していた1920年代以降の
実践場面における教育的意味を検証する!

A5判・上製・340ページ

定価 4,000円+税

ISBN 978-4-86617‐092-3

目次
序章
第一節 問題の所在
第二節 先行研究の検討
第三節 本書の課題と構成
第一部 参宮旅行の拡大から終焉
第一章 東京市における修学旅行に関する政策と参宮旅行の拡大状況
第一節 東京市の初等教育に関する教育行政と修学旅行
第二節 東京市における参宮旅行の拡大状況
第二章 東京市各区における参宮旅行実施以前の先駆け事業
第一節 小学校教員による伊勢神宮参拝
第二節 東京市における児童による参宮旅行の先駆け
第三章 東京市各区における参宮旅行――拡大の経過
第一節 記念事業としての参宮旅行
第二節 新市域における参宮旅行の開始と参宮旅行補助費の増額
第四章 鉄道省による運賃割引制度の創設
第一節 東京府連合教育会における鉄道運賃割引要求運動
第二節 伊勢神宮参拝の奨励の動き――帝国議会請願委員会にみられた動き
第三節 鉄道省の対応と私鉄への影響
第四節 東京市における運賃割引運動の高揚
第五章 関東地方における参宮旅行の拡大――埼玉県・群馬県を事例として
第一節 埼玉県の事例
第二節 群馬県の場合
第六章 参宮旅行の終焉
第一節 旅行規制のはじまり
第二節 文部省による旅行制限と特例としての参宮旅行
第三節 一九四一年の旅行制限
第四節 一九四二年旅行規制緩和
第五節 東京市における参宮旅行の終焉
第二部 実践場面における参宮旅行の教育的意味
第七章 求められる参宮旅行のあり方と学習
第一節 神宮神部署側の参宮旅行に対する見解
第二節 文部省の見解を知る手がかりとしての国定教科書
第八章 東京高等師範学校附属小学校における参宮旅行の学習
第一節 高師附小における参宮旅行の概要
第二節 高師附小における参宮旅行の学習内容
第三節 児童の綴方の分析――旅行の概要と学び
第四節 一九四二年の参宮旅行
第九章 公立小学校における参宮旅行の学習――富士見尋常小学校と滝野川尋常高等小学校を事例に
第一節 訓育・訓練の一環としての参宮旅行
第二節 富士見小における参宮旅行の学習
第三節 滝野川小における参宮旅行の学習
第十章 成城小学校の「関西旅行」「参宮旅行」
第一節 成城小学校における修学旅行の位置づけ
第二節 「関西旅行」「参宮旅行」における学習
終章 結論と今後の課題
あとがき

パンフレット